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美術雑誌『美術手帖』の1996年8月号。特集は、ラリー・クラーク。初映画監督作『KIDS』の日本公開にともない組まれた特集ですが、クラークの最初の写真集である『タルサ』(1971)や続く『ティーンエイジ・ラスト』(1983)といった写真集からの抜粋から始まり、美術評論家・市原健太郎による90年代のアートシーンにおけるクラークの影響についての論考、西嶋憲生による写真と映像についてや生井英考によるドキュメンタリー・フォトブックに関するテキスト、現代美術家マイク・ケリーによるロング・インタビューといった内容で構成されています。巻頭ではストリートブランド「Supreme」とのコラボレーションが記憶に新しいアーティスト/写真家のアンドレス・セラーノのインタビューや杉本博司『Motion Picture』についての論考なども掲載されています。