The Perfect Childhood

Larry Clark

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アメリカを代表する写真家ラリー・クラークの写真集『The Perfect Childhood』。ユースカルチャーやサブカルチャーを代表する写真家で、日本でも今もなお絶大なる人気を誇る巨匠クラーク。田舎町オクラホマ州タルサに生まれ育ったクラークは、14歳から約3年もの間ドラッグにのめり込み、アンフェタミン（覚せい剤）を打ち続け、その一連を写真に収めた写真集『TULSA』（1971）として発表。また1995年には『KIDS』で映画監督デビューを飾っています。本書は、クラークの4冊目となる写真集で、ひとりのスケーターの少年のポートレートをはじめ、60年代後半の『タルサ』と同時期のモノクロ写真、また、少年犯罪に関する記事やクラーク宛に届いた若者からの手紙、また、リバー・フェニックスやジェイ・ファーガソンといったアイドル的な若者たちの切り抜きなど、自身の写真とメディアの複写を織り交ぜた構成となっています。その後の『KIDS』でも描かれるように、多感な少年たちをめぐる様々な状況を記録した1冊となっています。

＜Related Artists＞ Larry Clark、Wolfgang Tillmans
＜Condition＞ ジャケット：少スレ・縁少イタミ、本体：経年並み