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女性ファッション誌で知られる『ポップティーン』の富士見書房時代に発行されたポップティーン・ブックスのムック本『Rock’n Roll is Love』。原宿の歩行者天国(ホコ天)が若者たちで賑わっていた80年代に、リーゼントにデニムや革ジャン、フィスティーズ・ファッションに身を包み、ロカビリーダンスを踊っていたローラー族。本書は、80年代初頭に原宿で人気のあったローラー(と呼ばれた若者)やバンド、そして彼らのファッションやスタイルを紹介したもの。リーゼント姿でクールに決めた男性たちからサーキュラースカートにポニーテールの女性たちまで、原宿に集う人たちのスナップをはじめ、「50’sグラフィティー」と題したファッション撮影、そしてクールスやキャロル、内田裕也、安岡力也、宇崎竜童といったミュージシャンの記事/インタビューまで、ローラー族やその周辺のカルチャーを紹介。50年代のロンドンにテッズ(テディーボーイズ)がいたように、80年代の東京にはローラー族がいたと思わせる1冊。