織姫風土記

邊見 泰子 / Taiko Henmi

SOLD OUT

Publisher/家の光協会

   Published/1979
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/178   Size/270*373*25
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日本の女性写真家・邊見泰子の作品集『織姫風土記』。1942年埼玉県生まれ、出版社勤務を経て、フリーのカメラマンとなり、旅や野歩きを通して草花遊びや、染色など「植物」をモチーフに植物研究家としても活躍、『草花遊び全科』『日本の染色』などの写真・エッセイ集を刊行、80年代以降はボタニカル・アーティストとしても活動、個展も数多く開催しています。本書は、70年代に邊見泰子が日本の「織物」そしてそれらを創る「女性(織姫)」たちに焦点を当て、長らく取材を続けてまとめ上げた貴重な作品集。「会津麻」「羽越ぜんまい紬」「掛川葛布」「琉球芭蕉布」「丹波木綿」の「育て、つむぎ、染め、織り上げる」という製造過程の一連を、写真・テキストを交えて描写しています。白洲正子や武者小路実篤からも高い評価を受けた、丹波木綿作家・西垣和子の章などは、見応え・読み応え抜群で、表紙も西垣の作品です。題字は書家・町和子、テキストは京都大学名誉教授・吉田光邦。化学先行の時代に「自然(風土)」の恵み、そして「女性」の職に焦点を当てた点も見逃せません。
<Related Artists> 石内 都 / Miyako Ishiuchi
<Condition> スリップケース:少ヤケ・少スレ・少キズ
ジャケット:少ヤケ、本体:経年並み
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