街と言う列車に乗って

和田 悟 / Satoru Wada

SOLD OUT

Publisher/トータス・ハウス

   Published/1979
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/183*258*5
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日本の写真家・和田悟の写真集『街と言う列車に乗って』。和田悟のキャリアの詳細は定かではありませんが、兵庫・尼崎に居を構え、関西を拠点に活動していたようで、70年代後半に3冊の写真集をおそらくは自費出版で上梓しています。『写真集〜鮟鱇創刊号〜』『大阪町〜鮟鱇第2号〜』そして、3作目の本書になります。海底に住み、たとえお腹が空いても、まずい餌には飛びつかず、うまい餌ばかりを狙っているという、ものの良し悪しを判断できる鮟鱇を由来に付けられたタイトルのようです。前作までは、大阪で撮影された作品でしたが、こちらは全国を旅して撮影された図版で構成されており、街のネオン・サイン、ビラ・チラシなど、大阪の前衛写真の系譜を継ぐようなものから、ウィンドウ、リフレクション、クローズ・アップ、エロス・ムード、ハイ・コントラストなど、同時代の森山大道やImage Shop Campらの雰囲気も感じさせる70年代らしい一冊。
<Related Artists> 和田 悟 / Satoru Wada森山 大道 / Daido Moriyama安井 仲治 / Nakaji Yasui
<Condition> 本体:カバー少スレ、本体:経年並み
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