大多府の風

谷 道彦 / Michihiko Tani

SOLD OUT

Publisher/Self-Published(私家版)

   Published/1997
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/208*248*5
Google Translate
日本の写真家・谷道彦の写真集『大多府の風』。2000年以降は、岡山に拠点を移して活動を続けている谷道彦。90年代までは、東京をベースに、アサヒカメラでの掲載や、ニコンサロンでの個展などで作品を発表しており、若き日には評論家・渡辺勉らによる指導も受けていたそうです。90年代後半より、自費出版で作品集を刊行しており、アサヒOBで深瀬昌久の名作『鴉 / Ravens』の編集も担い、評論家にして名編集者でもあった長谷川明や、蒼穹舎の大田通貴らによる協力も仰いでいます。こちらは『トタン板のまち』や『ふりかえれば、富』などと同年の1997年に刊行された作品集で、漁港として栄えた瀬戸内海・日生諸島に位置する「大多府島」を舞台に撮影された図版で構成されています。歴史に裏打ちされた美しき島とその自然たちも、今では枯れはて廃れ、人口も100人、分校の生徒は6人まで減少して過疎化。その現実と、そこにわずかに宿る「生」と「希望」を写し出した味わい深い一冊です。
<Related Artists> 谷 道彦 / Michihiko Tani
<Condition> 本体:カバー少ヤケ・少シミ、天・地・小口
少ヤケ・少ヨゴレ、その他経年並み 
※こちらの商品はレターパックでの配送が可能です
order

TOP