写真集 存在 -ある筋ジストロフィー症の若者たち-

集団フォーカス / Group Focus

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Publisher/Self-Published(私家版)

   Published/1976
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/180*258*10
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本書『写真集 存在 -ある筋ジストロフィー症の若者たち-』は、筋ジストロフィーの患者たちの手で作られた写真集です。幼少時に発病し「少年期、青年期と進むにつれて段々と身体の中心に近い筋肉から筋力が衰えてゆき、ついにはベッドの上の生活を余儀なくされ、心臓、呼吸器の合併症などで死亡することが多い」(本文より)とされる難病。本書の編集スタッフ「集団フォーカス」は、仙台にある国立療養所西多賀病院(現・国立病院機構仙台西多賀病院)に入院する4名と写真の指導者1名の5名からなり、撮影は鳥海悦郎が担当。映し出されるのは病院で過ごす筋ジストロフィー患者の症状についてや日常の日々。鳥海は1971年に写真集『車椅子の目』を発行しており、本書は1971年から撮りためたもので「内面的なものを扱ってみようと心がけて撮影してきた」と記しています。衰える筋力、やせ細る身体、車椅子生活、それでも笑顔で過ごす彼らの姿は胸を打ちますが、同じ目線で撮られたこれらの写真には、客観されたドキュメンタリーとは異なる、純度のようなものが感じられます。
<Related Artists> 福島 菊次郎 / Kikujiro Fukushima
<Condition> 本体:カバー少スレ・少ヨゴレ、天・小口少シミ
地少スレ・極少ヨゴレ、その他経年並み
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