山谷 / San'ya 1968.8.1 - 8.20

橋本　照嵩 / Shoko Hashimoto

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日本の写真家・橋本照嵩の写真集『山谷 1968.8.1-8.20』。1939年宮城県石巻市に生まれ、60年代より写真家としてのキャリアをスタート。「北上川」「西山温泉」など、現代では忘れ去られつつある日本の古き良き文化・原風景をカメラに収めつつ、「男の顔」と題し村田兆治、野茂英雄といった著名人の肖像写真でも名を馳せた橋本照嵩。1974年に刊行された、新潟県越後の村々を三味唄で門付けして歩いた盲目の旅芸人「瞽女（ごぜ）」の日常を追った写真集『瞽女』で、日本写真協会新人賞を受賞しています。本書は、簡易宿泊所に日雇い労働者が集まる地区“ドヤ街”山谷を写し出した写真集。街中にあふれる労働者たち、60年代末の山谷闘争、狭い宿泊所など、ありし日の山谷の様子がモノクロでドキュメントされています。「『山谷』を撮りたかった。ガードレールに腰かけている様子、賭け事に屯するところ、立飲み屋、札を切って人を雇うところ、宿泊所などは撮影が困難だった」（あとがきより）。

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＜Condition＞ 本体：カバー少ハガシキズ、その他経年並み　　
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