Drop of Light to Rushing Water

野村　恵子 / Keiko Nomura

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日本の女性写真家・野村恵子の写真集『Drop of Light to Rushing Water』。大阪写真専門学校を卒業後に渡米し、アメリカの各地でワークショップに参加するなどし、さらに写真を学んだ野村恵子。1995年からベトナムの撮影を始め、1996年に初めての写真展「越南花眼」を開催。以後、写真家として活動を開始し、1997年にコニカプラザ「新しい写真家登場」特別賞、1999年に日本写真協会新人賞、2001年に東川賞新人作家賞を立て続けに受賞しています。本書は、ポルトガル・リスボンを拠点にする出版社「Pierre von Kleist editions」から、2016年に東京都写真美術館で開催されたグループ展 「東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13」への参加に合わせて発行されたもので、これまでに発表した作品で構成されています。時空を超えた無限の循環として、女性と水を重要なテーマにしているという野村ですが、本書にも女性のヌードや水辺（水中）でのカットが多数掲載されており、キャリアのダイジェスト版とも言える本書から野村が追い求めるイメージの端緒をつかめる1冊です。300部限定。

＜Related Artists＞ 野村　恵子 / Keiko Nomura、長島　有里枝 / Yurie Nagashima、野村　佐紀子 / Sakiko Nomura
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