再びのソウル「記憶」/ Seoul Again ''Memories''

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

SOLD OUT

Publisher/アートン

   Published/2004
Format/ハードカバー   Pages/173   Size/175*265*10
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世界的にも評価の高い、日本を代表する写真家・荒木経惟。下駄職人でありアマチュア・カメラマンであった父の影響を受けて写真を始め、千葉大学工学部写真印刷工学科を卒業後、電通に就職。広告写真を撮る傍ら、会社の機材を使って新たな写真芸術を探求していく荒木は、70年代より「おー日本」「センチメンタルな旅」などのセンセーショナルな作品を発表し、今日まで500冊にも及び写真集を刊行しています。本書は、1984年に刊行された作家・中上健次との共作『物語ソウル』から20年後である2004年の夏に、荒木が中上の娘で作家である中上紀とともに再びソウルへ向かい、かつての記憶を辿ったもの。機上に始まり、街中のスナップで構成されており、80年代に近代化と人口流動により生れた貧民街「タル・トンネ」をはじめ下町風情の残る路地、そして街を行き交う人々。近代化により移りゆく“東京”にレンズを向けてきた荒木が舞台をソウルに変えたセンチメンタルな旅であり、巻末には父の残像を追った中上紀の小説『流木のソウル』も収録され、親子の物語としても読める1冊です。
<Related Artists> 荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki
<Condition> ジャケット:少スレ・少シミ・縁少ヨレ、帯欠
本体:地少スレ、見返し少折れ跡、その他経年並み
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