American Testimony

Peter Martens

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オランダの写真家ピーター・マーテンズの写真集『American Testimony』。1937年ロッテルダム生まれのマーテンズは、オランダのみならず、欧米で活躍したフォト・ジャーナリスト。1950年代後半より活動を行い、70年代にはマグナム・フォトのメンバーに推薦を受けており、同時にWorld Photo Pressアワードの受賞歴を有するほどの実力派。特に、Weegeeを思わせるような事件現場などルポや、逆に事件にならない事件例えばホームレスなどの実態調査など、比較的アウトサイダーに目を向けて活動していたジャーナリストと言えるでしょう。代表作は1981年刊行の『Nothing special』。そして本書は、1992年に亡くなる前の数年間に、マーテンズが自身のアーカイブを整理して選りすぐった約400の図版の中から、編集されて写真集として発表された2作品のうちの一冊（もう一冊は『Few Loving Voices(2013)』）。70~80年代のアメリカのダークサイドに焦点を当てた作品で構成されています。

＜Related Artists＞ Weegee、Leonard Freed
＜Condition＞ 本体：カバー少スレ、小口少ヨゴレ、地少スレ・
少ヨゴレ、テキストページ一部縁カケ・ヤブレ、その他経年並み