芸術生活 1974年11月号 -横尾忠則新作クリア・ライト-（Signed）

横尾　忠則 / Tadanori Yokoo

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アート雑誌『芸術生活』の1974年11月号。表紙をはじめ巻頭を飾るのは横尾忠則の新作「CLEAR LIGHT」（啓示）。付随したテキスト「至上界遍歴の物語」で美術評論家・日向あき子は、「横尾忠則の今度の十二枚の『啓示』シリーズが、またもう一つの彼の転機を示しているのはたしかなのであり、このシリーズの世界はダンテが『神曲』の中で最初にたどりつく「至上界」の遍歴にたとえられるのではないかと思う」と記しています。表紙にもなった「アダムとイブ」から始まり、「聖書的な雰囲気」をもっている本作は、新たな横尾の一面を知らしめたと日向を続けています。そのほかに本書には、大倉舜二がアメリカの建築家・フランク・ロイド・ライトの建物を撮り下ろした「フランク・ロイド・ライトの呪術」（テキストは草森紳一）や作家・安部公房の対談シリーズでは、言語学者の西江雅之を迎え「日本人の言語と感性」について語られています。横尾の連載も収録されており、横尾忠則ファンには資料にもなる1冊です。横尾忠則サイン入り（Signed）。

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＜Condition＞ 本体：カバー少ヤケ・少スレ、その他経年並み　
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