ひかりの素足 / The Land of Sherpa

六田　知弘 / Tomohiro Muda

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日本の写真家六田知弘の写真集『ひかりの素足 / The Land of Sherpa』。1956年奈良県生まれ、1980年早稲田大学教育学部を卒業後、同大学OBで建築写真家であった中村保に1年間師事した後フリーに。その後80年代半ばは、ネパール東部のヒマラヤ地方に暮らすチベット族「シェルパ」のモンゾ村に、計3回延べ18ヶ月に渡って滞在し、かれらと生活を共にしつつその一連をカメラに収め、1988年に初の個展を開催するに至りました。以降は、「自然」や「宇宙」との根源的なつながりや、「祈り」「時」をキーワードに美術・文化財などをモチーフにした作品を創作するなど、可視化されない深層（真相）にせまる撮影を行い続けている写真家です。上述の通り、本書は六田の1st写真集にあたり、シェルパの生活を収めたドキュメンタリーで、まばゆいほどの光と闇の交錯が織りなす神秘的な異世界が写し出されています。

＜Related Artists＞ 有元　伸也 / Shinya Arimoto、斎藤　亮一 / Ryoichi Saito
＜Condition＞ ジャケット：少スレ、本体：経年並み