江原さんと猫

石井 和彦 / Kazuhiko Ishii

SOLD OUT

Publisher/ポレポレタイムス社

   Published/1992
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/183*210*8
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日本の写真家石井和彦の写真集『江原さんと猫』。1967年茨城県生まれ、写真専門学校在籍時に、『炭鉱』(1968)や『サーカスの時間』(1980)で知られる、ドキュメンタリー写真家の第一人者・本橋成一と出会い、6年間アシスタントを務めます。本橋同様にアウトサイダーや社会問題に目を向けたルポルタージュを制作する石井和彦ですが、本書は1992年に刊行された1st写真集。西新宿で偶然であった浮浪者の江原さんと猫とのヒューマン・ドキュメンタリー。自称「社会奉仕人」として、毎日街や店前を掃除し、捨て猫たちを育てる江原さん。「動物好きに嫌な人間はいない」と自然と、毎日江原さんに声をかけたり、食事を差し入れしたり、「牛丼代ね」と会うたびに350円を渡す夫人……。写真家にとって「ただ通りすぎるだけであった街」が、江原さんや取り囲む人たちを通して「温もりのある街」に変わっていったという感動のドラマ。大島洋・柳本尚規・西井一夫・丹野清和らによって発足した「写真の会」受賞作品。
<Related Artists> 本橋 成一 / Seiichi Motohashi
<Condition> ジャケット:少ヤケ・少スレ・少ヨゴレ
本体:天・地・小口薄ヨゴレ、その他経年並み 
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