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日本の写真家、清岡純子(1921-1991)による作品集『How to Les 女の聖書』。新日本新聞社、キネマ画報社、新歌舞伎座にて写真家として活動した後、1965年にフリーとなった清岡。少女写真やレズビアン活動などでも知られ、その手の写真集や書籍なども多く手掛けています。本書は、1972年に『ポケットガーリー』の7月増刊号として発行されたもので、カバーには“男性読むべからず・女性美学専科”“女と女が性愛する方法”とコピーが入るように、女性向けの性のガイドブックです。「女ひとりの性」「女と女の性」「妻としての性」などと章分けされており、指南書としてテキストが多いのですが、清岡が撮影した女性のヌード写真が随所に織り込まれた内容となっています。女性同士の交わりでは岡崎克彦なども知られていますが、女性ならではの視点が感じられる写真を収録。清岡純子という特殊な写真家による貴重な1冊です。