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アメリカの女性写真家リンダ・バトラーの2nd写真集「Rural Japan / 日本の田舎」。バトラーは1986年から3年の間に計7か月をかけて本州・四国・九州を旅して、古き良き日本の歴史・伝統・文化を写真に収めていきます。本書のタイトルページに毛筆で「素朴な輝き」と書かれていますが、山川、田畑、家屋、モノ、ヒト、決して派手さはないものの、バトラーが捉えた57枚の田舎の写真には、確かに私たちが今失いつつある素朴な美しさがあります。バトラーは、日本での旅は大変ミステリアスで、写真に対する情熱が再燃としたと語っています。おそらく未知な世界とその美しさに刺激を受けたこともあるのでしょう。私たち日本人も、足もとを見つめ直し、日本の美しさについても改めて認識し直す必要があると実感させられる作品です。ハードカバー版。写真家サイン入り。