なぜ、植物図鑑か -中平卓馬映像論集-(First Edition)

中平 卓馬 / Takuma Nakahira

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Publisher/晶文社

   Published/1973
Format/ハードカバー   Pages/253   Size/193*138*20
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日本の写真家・中平卓馬による作品集『なぜ、植物図鑑か -中平卓馬映像論集-』。本書は、1960年代後半から70年代初頭にかけて中平によって書かれた写真・映像に関する評論をまとめたもので、中平曰くは「要するに私が写真を撮る、その方法についての自問自答であった」。内容的には、第一章「たえざる視覚の収奪」は、主として中平の写真の方法論とまた当の写真の成立する社会的要件について記されており、第二章「日付、場所、行為」は、文字通り日付ともに、写真、映画、テレビ等について、いくつかの新聞や雑誌に書いていた文章の集積であります。ちなみに、同タイトルでパリ青年ビエンナーレに出展し、その当時の自身の写真論を実験表現的に具現化しており、近年同名の作品集も刊行されています。そして、最後の第三章「今日、見るとはなにか」では、中平が直接写真とかかわるものではなく、写真家である自分が見た他の世界についての記載が収録されています。歴史的名著のひとつ。装幀・平野甲賀。1973年・初版。
<Related Artists> 中平 卓馬 / Takuma Nakahira森山 大道 / Daido Moriyama
<Condition> ジャケット:少スレ・少ヨゴレ
本体:天少ヤケ、その他経年並み
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