Arman Estampes Catalogue Raisonne

Arman

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フランスのアーティスト、アルマン（1928-2005）の作品集『Arman Estampes Catalogue Raisonne』。ニースに生まれ、1947年に入った警察の柔道教室では、後にフランスの芸術運動「ヌーヴォー・レアリスム」をともにしたイブ・クラインと出会います。アルマンはクラインの影響でアートの道に進んだと言われていますが、1949年からはパリのエコール・デュ・ルーヴルで学びます。アーティストとしての活動初期は、ポスト・キュビズムのような抽象画を描いていましたが、1954年にダダイストであったシュヴィッタースの展覧会で影響を受け、アルマンもスタンプの作品を手がけるようになります。キャンパス上に何度もゴム印を押すものから、楽器などをスタンプ代わりにする絵画作品へと展開され、後に物質を集積した作品などへと続いていきます。本書は、アルマンが1960年から1990年までに制作したリトグラフやモノタイプ、セリグラフ、エッチングなどがまとまったカタログです。電話やバイオリンなどを用いた荒々しくもダイナミックな作品が並びます。

＜Related Artists＞
Yves Klein、Paul Klee
＜Condition＞　プラスティックカバー：少スレ、
本体：地少ヨゴレ、その他経年並み