ブラジルの光、家族の風景

大原 治雄 / Haruo Ohara

¥5,500(¥5,000 + tax)

Publisher/サウダージ・ブックス

   Published/2016
Format/ソフトカバー   Pages/174   Size/183*260*15
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日本の写真家大原治雄の写真集『ブラジルの光、家族の風景』。1909年に高知県に生まれ、17歳で家族とともにブラジルに移住し、以後70年近い歳月を、原生林に囲まれた未開の地で、農園を切り拓いていくことに生涯を費やした「農業労働者」であり、かつ仕事の合間に趣味のカメラに没頭し、アマチュアながらもブラジル国内で数々の個展を開催した「写真家」でもあった大原治雄。没後寄贈されたアーカイブより、ブラジルそして日本で大展覧会が催されるともに、NHK美術館でもドキュメンタリーが放送されたことから、大反響を呼びました。過酷な労働環境に関する問題が語られることの多い「移民」で、これほどまでに前向きに生きたことが語られるケースも少なく、さらには独学ながらも植田正治を想起させるような「耕地」をホリゾントに見立てた作品から、石元泰博を思わせる「造形美」や子ども・家族のヒューマニティーに溢れた図版など、写真家としての技術もピカイチ。生涯を異国の地・ブラジルとカメラに捧げた知られざる尊人の作品の数々をご堪能ください。
<Related Artists> 植田 正治 / Shoji Ueda
<Condition> 本体:経年並み  
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