さよならアメリカ

森口 豁 / Katsu Moriguchi

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Publisher/未来社

   Published/2011
Format/ソフトカバー   Pages/141   Size/ソフトカバー
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日本の写真家、ジャーナリストである森口豁(1937-)の写真集『さよならアメリカ』。報道カメラマンを夢見た少年時代から、リアリズム写真に入れ込む森口。1956年の春、高校の学友であった金城哲夫(後にウルトラマン・シリーズの脚本を手掛ける)の誘いで米軍の施政権下にある沖縄を訪れています。そして、その“もうひとつの日本”の惨状が契機となり、後に琉球新報社に入社し、1959年には社会部の記者として沖縄に移住。その後テレビ・ディレクターへと転身しますが、一貫して沖縄を報道することに熱意を傾けました。本書は、沖縄写真家シリーズ「琉球烈像」の第7巻で、森口が50年代後半から2000年代まで写し出してきた沖縄をまとめています。「僕のカメラのまなざす先は、名もなき庶民の日常や、その庶民を苦しめる『歓迎されざるものたち』の姿である」と森口は記し、「沖縄の離島を歩きつくし、祖国復帰へとむかう狂騒のかげで米軍統治下の不条理を生きる人びとの、声にならぬ叫びを捉えつづけた氏の集大成」(帯より)となった一冊です。
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<Condition> ジャケット:薄ヨゴレ、本体:天・縁少イタミ
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