Google Translate
2016年にDIC川村美術館で開催された展覧会『サイ・トゥオンブリーの写真-変奏のリリシズム-』も好評だったアメリカの画家、サイ・トゥオンブリー(1928-2011)。バージニア州レキシントンで生まれ、ボストン美術学院、ニューヨークのアート・ステューデンツ・リーグで絵を学び、学生時代からその才能は高く評価され、抽象表現主義のアーティストとして50年代のニューヨークで名を挙げ、現在では20世紀のモダンアートを代表する作家のひとりとして知られています。本書は、2015年にガゴシアン・ギャラリーで開催された展覧会『Photographs』にあわせて刊行されたカタログで、2012年にも同ギャラリーで同様の展覧会が行われたため、本書には「Volume2」と添えられています。1985年から2008年の間にイタリアのローマやガエータで撮影されたチューリップ、イチゴ、キャベツ、レモンなどの自然をテーマにした写真に加え、スタジオの風景や静物などを収めています。