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アメリカを代表する写真家のひとりであるジョエル・マイロウィッツの写真集『Joel Meyerowitz Retrospective』。70年代より今もなお活躍を続けるマイロウィッツは、William Egglestonらと並ぶ「ニュー・カラー」写真の巨匠。『Cape Light』や『St. Louis and the Arch』のようなランドスケープから、『Wild Flowers』のようなスナップ、また近年取り組んでいるモランディやセザンヌのポートレート・スティルライフまで、多面的な魅力を併せ持つ写真家です。さらには『Seeing Things』のような写真の見方・魅力を伝えるテキスト本も刊行しており、ロジカルでクリエイティビティに富んだマイロウィッツ。本書は、2014-15年にかけて行われた大回顧展に際し刊行されたカタログ写真集で、200ページ近くに及ぶ大著。上述した初期代表作から近年のセザンヌのスティルライフまで収録された貴重な一冊です。