日本の裸像 / Nude Photographs of Japan

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本書は、1980年代初頭に朝日ソノラマより刊行された日本のヌード写真のアンソロジー的写真集『日本の裸像 / Nude Photographs of Japan』。厳重な検閲に束縛され、刑法175条の監視下にあることから、諸外国に比べて圧倒的に少ない日本のヌード写真。刊行されているヌード書物の大半も「ピンナップ」であることから、いわゆる「シリアル・フォトグラフィー」の分野においては、初の？フォト・アンソロジーと言えるかもしれません。監修はヌード写真の巨匠中村正也、そして写真構成は深瀬昌久の屈指の傑作「鴉 / Ravens」の編集でも知られる長谷川明で、その協力者が日本写真史家の第一人者金子隆一、そしてテキストが鈴木志郎康と何とも豪華な陣容。もちろん収録アーティストも大御所揃いで、野島康三、中山岩太から始まり、土門拳、植田正治、杵島隆、杉山吉良、石元泰博、奈良原一高、細江英公、川田喜久治、そして荒木経惟、篠山紀信、森山大道、沢渡朔、深瀬昌久、柳沢信、倉田精二、押田了、新正卓ら。

＜Related Artists＞ 深瀬　昌久 / Masahisa Fukase、荒木　経惟 / Nobuyoshi Araki
＜Condition＞ ジャケット：少ヤケ・少キズ・少ヨゴレ・
縁少イタミ、本体：天・小口少ヤケ・少ヨゴレ