脈動する本 -デザインの手法と哲学-

杉浦 康平 / Kohei Sugiura

SOLD OUT

Publisher/武蔵野美術大学

   Published/2011
Format/ソフトカバー   Pages/207   Size/210*280*20
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50年代から活躍する日本を代表するグラフィック・デザイナーである杉浦康平。一瞥しただけで杉浦のデザインだと分かるタイポグラフィをはじめ独自に思想化されたともいえるデザイン・ワーク、アジア図像学への深い造詣、また、直接的(自身の事務所)・間接的(工作舎の流れ)に影響を与えた後人(中垣信夫、鈴木一誌、羽良田平吉、戸田ツトムなど)の活躍など、その功績は多岐に渡ります。本書は、2011年に杉浦の全作品の寄贈を受けた武蔵野美術大学で開催された展示『杉浦康平・脈動する本』展の図録です。“デザインの手法と哲学”とも題されたように、ブックデザインの集大成ともとれる内容で、テーマ(コンセプト)ごとに章立てされ(静寂なる脈動/ゆらぎ、うつろう/声を放つ文字/脈動する本/ノイズから生まれる/本の地層学/一即二即多即一/アジアンデザイン)、代表的なデザインが紹介されています。1932-2011の活動年表などの資料性も高く、杉浦のデザインを俯瞰的に知ることができる一冊です。
<Related Artists> Herb LubalinBradbury Thompson亀倉 雄策 / Yusaku Kamekura
<Condition> ジャケット:少スレ、本体:縁極少イタミ
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