日本寫眞年鑑 昭和二年 - 昭和三年 / The Japan Photographic Annual 1927 - 1928
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¥13,200(¥12,000 + tax)
Publisher/朝日新聞社
Published/1928
Format/ソフトカバー Pages/- Size/265*190*20
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本書は、1925年から朝日新聞社より刊行された「日本寫眞年鑑」シリーズの第四年版にあたる作品集。1920年代より「アサヒグラフ」の創刊から「アサヒカメラ」さらには「木村伊兵衛写真賞」の主催などなど、報道・芸術含めた写真全般の普及に多大なる貢献を果たしてきた朝日新聞社。1920年〜30年代には「芸術写真」の新興・発展に努めるべく、公募形式の「月例」を行なって、有名・無名問わず多くの写真家の作品を紹介してきました。本書は、過去の第三年版までと同じく、著名どころは福原信三、福原路草、掛札功、淵上白陽、島田謹介、西山清、米谷紅浪、安井仲治らで、プロ・アマ問わず100を超える作品が収録されており、同じく福原、淵上らによるテキストが付記されています。編集を担ったのは、アサヒグラフの初代編集長を務め、学生時代は内村鑑三の門下生でもあった成沢玲川(金兵衛)。図版に応じて3種のプリント・印刷紙を用いた凝った装幀となっており、所謂写真年鑑という記録的要素を超えた芸術作品と言える一冊です。一部英日併記(English / Japanese,Partially)。