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日本が世界に誇る写真家東松照明の写真集『Okinawa 沖縄 Okinawa』。戦後日本の写真史に東松が残した足跡は極めて大きいと言えます。1950年代からの60年近い年月を数えるキャリアがすべてを物語っていますが、写真史家・金子隆一の企画によるエキシビジョン「日本写真の1968」カタログ図版は、東松で始まり東松で終わります。「長崎」「沖縄」を長年追い続けたジャーナリストであり、森山大道や中平卓馬らによる「Provoke」の生みの親とも言われる存在であったほど、優れたアーティストでもありました。報道と芸術、ジャーナリズムと(私的)ドキュメンタリーを、数十年に渡って両立し続けた写真家こそ東松照明。本書は、以後数十年に渡って追い続けることとなる沖縄の1st写真集。後に当地へ移住し、本土復帰をはさんで、75年東松の沖縄は「太陽の鉛筆」として結実していきます。チラシ付き。