追悼写真集　福澤幸雄の光と影

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本書は1960年代〜70年代にかけて、サブカル関連の写真集を多数刊行していたノーベル書房からの一冊。「福澤幸雄」はて、？？。1968年に25歳の若さでこの世を逝った伝説のレーサーにして、ファッションモデル。1943年にフランスにて産声をあげた福澤は、ギリシア人の母と当時日本大使館に勤めていた父のもとに生まれました。そして慶應義塾大学の創設者であり「一万円紙幣」の肖像でもある福沢諭吉のひ孫でもあります。当然ながら中等部より慶應に進学し、後にレーシング・ドライバーに。一方で、その美しい風貌と容姿により、数々のファッション誌やCMでも人気を博し、当時VANやJUNと並び支持を集めていたファッションブランド「エドワーズ」のデザインも手がけていたそうです。当時、多くの芸能人やアーティストからも一目置かれる存在であった生粋の「プレイボーイ」。悲劇の事故で亡くなるまでの軌跡が、大塚清六によるブックデザインや篠山紀信らの写真図版により、美しくまとめられています。

＜Related Artists＞ 篠山　紀信 / Kishin Shinoyama
＜Condition＞ スリップケース：少スレ・少キズ・少ヨゴレ
ビニールカバー：少スレ、本体：見返し少シール跡