Mirror No.1

白岩　登三靖 / Tomiyasu Shiraiwa

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日本のグラフィック・デザイナーで写真家としても活躍した白岩登三靖の写真集「Mirror No.1」。1940年大分県生まれ早稲田大学文学部を経て、60年代より活躍したデザイナー。コマーシャルなものから写真集や美術書、雑誌やポスターなどのデザインを手がけ、90年代以降に刊行された写真集では、時折白岩登三靖の名前を目にします（鈴木八郎写真集など）。一方で、写真家としての活動も精力的に行っており、70年代〜80年代にはカメラ毎日などの写真誌さらにはエキシビジョンで作品を発表、海外ではICPでも数度個展を開催した経歴を有しており、マグナム・フォトのコーネル・キャパには、そのクリエティビティを絶賛されたそうです。本書は1974年に自費出版で刊行された1st写真集。ドキュメンタリーや記録写真とは一線を画し、写真を用いたコンテンポラリー・アートのごとく「写真のおもしろさ・奥深さ・多面性」が堪能できる稀有な一冊。イギリスの画家デイヴィッド・ホックニーの写真創作にも通じるユニークな作品集です。（The Japanese Photobook 1912–1990 収録）

＜Related Artists＞ David Hockney
＜Condition＞ 本体：表紙少ヤケ・少スレ・少ヨゴレ
天・地・小口ヤケ及び少ヨゴレ、後見返し少ヨゴレ