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俳優・芸術家・写真家として世界的に有名なデニス・ホッパー(1936-2010)。本書『LE NOUVEL HOLLYWOOD』は、ホッパーが2008年にフランスの国家勲章「レジオン・ド・ヌール勲章」を受賞した際に、パリの文化施設「シネマテーク・フランセーズ」にて行われた、ホッパーの俳優そしてアーティストとしての足跡を回顧的にまとめたエキシビションの図録です。自身が監督も務めた『イージー・ライダー』で共演した俳優仲間を撮った写真や制作したアート作品、マルセル・デュシャンやウォーホルとの共作をはじめ、画家/映画監督のジュリアン・シュナーベル、実験的な映像作品でも知られるアーティストのブルース・コナー、ヴィジュアルアーティストのウォーレンス・バーマンの作品など、ホッパーがコレクションしてきた現代アートの作品が並びます。ホッパーのマルチな才能を知らしめるとともに、同時代を生きたアーティストとの交遊録としても楽しめる一冊です。