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パンクの代名詞「セックス・ピストルズ」のベーシストとして知られるシド・ヴィシャス。パンクを体現した過激なパフォーマンスとファッションセンスで人気を博すも、恋人ナンシーの死を経て、自身も21歳という若さでドラッグの過剰摂取でこの世を去り、伝説的なパンク・ロッカーとして音楽史にその名を残しています。本書は、シド・ヴィシャスが生後まもないころ(6ヶ月)から、幼少、そして学生、ミュージシャンへと続く成長の記録と、母親Anne Beverleyによるメモを収めた、文字通り家族アルバム。庭や動物園で、また飼い犬とともに写る幼き日のあどけない姿から、革ジャンに身を包んだセックス・ピストルズのアーティスト写真やライヴ写真、またシド自身が写した日常のスナップやフォトグラフィ・コースで学んでいた時の習作なども並びます。今なおパンクのアイコンであり続けるシド・ヴィシャスの素顔の記録ともいうべき一冊です。