俵屋相伝 / Tawaraya Living Traditions

佐藤　年 / Toshi Sato

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18世紀初頭（江戸時代中期）から続く、京都で最も古い旅館のひとつとして知られる「俵屋」。歴史的な人物が訪れ、写真家の石元泰博が好み、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズも定宿にしていたというのは有名な話です。この旅館の11代目当主である佐藤 年（夫は写真家アーネスト・サトウ）が、俵屋が俵屋たる所以をその“志”とともに綴った本書は、月ごとにその設えを変える「中坪」、活けられる草花、調度品、年中行事など、4月から3月まで、ひと月ごとに趣を変える旅館の様子を豊富な写真で伝えています。四季折々のおもてなしの中に感じられる高い美意識は、骨董や美術品に混ざりルネ・ラリックのガラス器やフランスのアンティークなどからも感じ取れます。伝統に革新を積み重ねてきた俵屋ならではの歳時記として読める1冊です。

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＜Condition＞　輸送箱：少スレ・少ヨゴレ
ジャケット：裏面プライスシール　本体：経年並み