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アメリカで活躍した、20世紀の最も重要なグラフィック・デザイナーのひとりであるブラッドリー・トンプソン(1911-1995)による作品集『The Art of Graphic Design』。戦後に『マドマーゼル』誌のアート・ディレクターや『Art News』のデザイン・ディレクターを務め、その他、アメリカの郵便切手、企業ロゴやトレードマークなどを手掛けています。中でも、製紙会社「Westvaco」が発行した60冊以上ものグラフィック・アート誌でのデザイン・ワークは、トンプソンの象徴的な仕事として知られています。本書は、トンプソンがその晩年に、自身でデザインを手掛け、主要な作品を紹介した一冊です。豊富な図版とともに章ごと、作品ごとに付随するテキストでは、トンプソンの哲学やデザイン・メソッドが解説されています。