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1941年イギリス生まれの写真家トニー・レイ・ジョーンズの写真集「American Color」。1961年アメリカに渡りリチャード・アヴェドン等の師であるアレクセイ・ブロドヴィッチのデザインラボラトリーワークショップに参加(同時期にはジョエル・マイロウィッツも参加)、その後イギリスに戻り、将来の活躍が期待されていたところ、1972年に30歳の若さで急死した伝説の写真家。本書はトニー・レイ・ジョーンズがブロドヴィッチのワークショップに参加していた1960年代前半のアメリカ時代のカラー写真が収録されています。刊行されているトニー・レイ・ジョーンズの写真集は、モノクロ図版でイギリス時代のものがほとんどですが、ブロドヴィッチに学んでいたアメリカ時代のしかもカラー図版の作品を、新たに写真集として刊行したところに、人気が高いイギリスの出版社MACKの魅力の一面を窺い知ることもできます。