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イギリスの女性写真家コリーヌ・デイの写真集「Diary」。1990年代のファッションシーンを席巻した写真家の一人であるコリーヌ・デイ。豪華な衣裳に立派なメイクアップを施したイメージではなく、現代では主流となっているリアルなドキュメンタリーフォトを通じたファッション描写を先駆けて行ない、モデルとしてのケイト・モスを見出だした写真家としても有名です。「自然体」の姿に宿る「美の本質」を捉えることに秀でたデイでしたが、2010年脳腫瘍のために45歳の若さでこの世を去った今や伝説の写真家。近年は夫や親友らの手によって没後初となる写真集「May the circle remain unbroken」を発表して話題になりましたが、本書は生前時の2000年に刊行された貴重な一冊。タイトルの通りまさに自身の日記を綴るかのような近しい友とのプライベート・ライフが描写されています。本書の編集は、深瀬昌久の「鴉 / Raven」の再版でも話題になったイギリスの出版社MACKを率いるマイケル・マック。