岡本太郎の沖縄

岡本　太郎 / Taro Okamoto

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日本が世界に誇る芸術家岡本太郎の写真集。「芸術はうまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」という言葉の通り、アヴァンギャルドな創作活動に生涯を費やした岡本太郎。また、芸術の枠を超えて日本の民俗学や独自のカルチャーを探求し続けた研究者としても知られ、中でも「沖縄」は1959年と1966年の2度に渡って取材に訪れ、その成果は「沖縄文化論(1961)」として発表されています。本書はその訪沖時に撮影された図版で構成された一冊。人々の生きる姿・暮らし、特有の風土・文化に人間・生活の根源を見た岡本太郎。見えないものに出会い、見えないものを捉え、本土と沖縄との文化的な連続性、さらには国家の枠を超えて日本と東南アジアをつなぐ中心地・基盤として沖縄を見つめた思想は、日本を代表する写真家東松照明らにも大きな影響を与えていきます。2002年刊行・第2刷。

＜Related Artists＞
東松　照明 / Shomei Tomatsu
＜Condition＞
ジャケット：少スレ、本体：地少スレ