家

外山　ひとみ / Hitomi Toyama

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日本の女性写真家外山ひとみの写真集「家」。1958年静岡県に生まれた外山ひとみは、高校時代より写真を撮り始め、卒業後は両親の反対を押し切って、東京工芸大学短期大学部に進学して写真を学びます。以降は、フリーのフォト・ジャーナリストとして、長年全国の刑務所を訪れては、女性受刑者らを取材し収容者の実態をルポ。また、90年代以降はベトナムを舞台に、スーパーカブで南北を横断。2009年には世界最大の写真集「Women of Vietnam」を発表してギネス認定を受けました。体当たりで取材を行い、平和を祈り現場に目と耳を傾け続けた写真家でしたが、晩年は病に苦しみ、2014年55歳の若さで逝去されました。本書は、短大卒業後に自費出版で刊行した1st写真集。幼少時から親しみながらも、取り壊しが決まった母方の実家を舞台に撮影されたドキュメンタリー。コマーシャルに背を向き、報道とドキュメントに挑み続けた女性写真家の貴重な処女作品集。

＜Related Artists＞ 北井　一夫 / Kazuo Kitai、百々　俊二 / Shunji Dodo
＜Condition＞ 本体：表紙少スレ、天・地・小口少ヤケ・
少シミ、その他経年並み