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アメリカを代表する写真家の一人であるハリー・キャラハンが1980年に発表した最初のカラー写真集。1941年から80年までの作品が、ネオンサイン・ファサード・ショーウィンドウ・ビルディング・ストリート・ランドスケープ等の大枠のカテゴリーに分かれて紹介されています。アメリカの自動車会社クライスラーの経理部に勤めた後、GMの写真担当の技術者になり、その後バウハウスの理念を受け継いで開設されたシカゴのニュー・バウハウスで教鞭を取った異色の経歴の持ち主ハリー・キャラハン。日本が世界に誇る写真家・石元泰博やアメリカのRay K Metzker等も師事した名フォトグラファーです。ニュー・バウハウス出身者は、厳格な視覚教育を背景として、確固たる造形力、卓越した審美眼を有しており、光と影の捉え方やコラージュ・フォトグラム等の実験的表現等、創造性に富んだ作品を数多く発表しています。