縄ばしごと鉄かぶと -主婦と生活労組318日斗争写真集- / Robe Ladders and Steel Hats

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本書は、1959年に出版会社主婦と生活者と労働組合の間で勃発した318日間にあたる闘争の一連を記録した写真集。ある一人の配置転換の反対を巡って、資本と労働が対立。組合結成から1年、当時社員総数の半分にも満たない組合員たちが、高度成長の渦の中で、経済合理化優先の経営に異議を唱え「人権侵害」を訴えて始まった闘争。これは疲弊しきっていた中小企業の労働者たちを鼓舞し、民衆たちのカンパさらには「主婦と生活」「週刊女性」などの不買運動へと広がり、資本側の弾圧を受けながらも、最終的には労組の成果が身を結んだものとして、労組運動の前進に寄与したしたものと評価されています。「縄かぶと」とは、当時ビルの組合員が4階に立てこもり、資本側に低層階を封じられ、仲間の組合員たちが縄ばしごを使って登っていたことが由来で、「鉄かぶと」はヘルメットを指します。初期労働紛争を記録した貴重な一冊。（The Japanese Photobook 1912–1990 収録）

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＜Condition＞ 本体：表紙少スレ・少キズ・少ヨゴレ・縁少イタミ
天・地・小口ヤケ、見返しヤケ・シミ、ページ縁少カケ・少ヤブレ