No Man's Land

Larry Towell

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マグナム・フォトの写真家ラリー・タウェルの写真集「No Man's Land」。カナダ・オンタリオの農場に暮らすタウェル。大学でビジュアル・アーツを専攻し、卒業後はフリーのライター・写真家として活動し、80年代より中東やニカラグアなどの戦争・貧困問題等を精力的に取材、ユージン・スミス賞等多数の受賞歴を有する実力派のフォトグラファーで、代表作は北米のキリスト教派の移民メノナイトをドキュメントとした「The Mennonites（Les Mennonites）」とアンリ・カルティエ-ブレッソンアワード及びナダール賞を受賞した本書「No Man's Land」。パレスチナ・イスラエル紛争の一連を捉えた図版で構成されています。横長の大判サイズに収められた図版が、強烈な迫力を生み出し、当地の残虐な歴史を痛烈に物語っています。芸術性と鋭い批評性を兼ね備えたジャーナリズムの傑作と呼べる一冊。序文はロベール・デルピール。テキストはフランス語。

＜Related Artists＞ Larry Towell、Harry Gruyaert、Jonas Bendiksen、Miguel Rio Branco
＜Condition＞ 本体；経年並み