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スイスに生まれフランスで活躍した建築家ル・コルビジェの作品集「Aircraft」。言わずと知れた20世紀を代表する近代建築の巨匠コルビジェ。都市計画・住宅・家具の設計でコルビジェが残した足跡は計り知れないほど大きいものです。そんなコルビジェの異色とも言える作品集が本書「Aircraft」。1953年に初版が刊行され、これまでに2度再版がなされており、本書は2003年刊行のスペイン語版。大空を飛び立つ人々の夢をのせた飛行機が有する最先端の技術と、削ぎ落とされたムダのない機能美に魅せられたコルビジェは、その技術とデザインを建築にも取り込み、逆に飛行機に乗って上空から見た大地にインスピレーションを受けて、都市計画をデザインしたとも言われています。写真のレイアウトやテキストも自ら担い、自身のスケッチ等も織り込みながら、飛行機の構造や機能美、上空から見たランドスケープ、そして空を自由に舞う飛行機の魅力が存分に紹介されています。