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サンフランシスコに生まれ、高知で育ち、その後シカゴ・ニューバウハウスでハリー・キャラハン、アーロン・シスキンドに写真を学んだ日本が世界に誇る写真家石元泰博。透徹した凝視力、洗練された感性、計算されつくした構図、卓越した造形感覚により写された石元泰博の1st写真集『ある日ある所 / Someday Somewhere』。レイアウト・装幀は山城隆一。日本的な情緒が徹底的に排除されたこのような作品が、1950年代に日本において刊行されていたその事実に驚愕します。「ある日ある所にいる自由こそ写真家の条件である」という石元泰博のフィロソフィーが凝縮された秀逸な作品です。The Japanese Photobook 1912–1990 収録本。(ジャケットに多少イタミありますが、この本の中では良い状態の方です)