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日本の報道写真家・浜口タカシ(1931–2018)の作品集『ドキュメント日本 激動の日日35年』。静岡県に生まれ、戦後の横浜を拠点に活動した浜口は、1959年の皇太子ご成婚パレード投石事件の撮影で注目を集め、1964年には新潟地震の報道写真で内閣総理大臣賞を受賞。『記録と瞬間』『大学闘争70年安保へ』『ドキュメント・視角』などを発表し、安保闘争、大学紛争、成田闘争、公害問題など、戦後日本の激動を記録し続けてきました。本書は1987年に刊行された、35年間にわたる写真家の活動を振り返る記録集です。横浜市・横浜市教育委員会の名が表紙に記され、写真展に関連して制作された一冊。高度経済成長とその陰で生じた社会的矛盾、政治的対立や市民運動など、戦後日本の変貌を報道写真家の視点から辿ります。歴史的事件の瞬間を捉えるだけでなく、その現場に生きた人々の姿を記録することに力を注いだ浜口の写真は、報道と表現の境界を問いかけるものでもあります。日本の戦後社会史を写真によって検証する、貴重なドキュメントです。写真家サイン入り。