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日本の写真家平敷兼七の写真集「金城 美智子 -「光と影の世界」写真集-」。難病(メラノーマ、カウザルギー)を患いながらも、病気と闘いながら独学で墨絵を学び、全日本墨絵展大賞の受賞さらには国内外でエキシビジョンを開催した経歴を有する沖縄を代表する画家金城美智子。緻密で繊細ながらも力強さが宿り、光と影をたくみに操った奥深い作品は、画家自身至っては「沖縄のこころ」を写し出しています。一方、東京で写真で学んだ後は一貫して「内なるまなざし」をもって沖縄の「自然」とそこに生きる「人々」を捉え続け、その生き様はNHK・日曜美術館でも紹介され、遺作となった「山羊の肺」は国内外でも高い評価を受けるに至った同じく沖縄を代表する写真家平敷兼七。本書はそんな沖縄を代表する2人のアーティストのコラボレーション作品集。壮大な自然の美しさ、高い美の精神世界を描写し続けた両アーティスト。金城美智子の日常と真髄をレンズを通して描写した貴重な一冊。