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アメリカの女性写真家フランチェスカ・ウッドマン(1958–1981)の作品集『The Artist's Books』。13歳から写真を撮り始め、ローマへの留学を経てニューヨークで活動し、22歳の若さでこの世を去ったウッドマン。自身の身体を被写体に、長時間露光やブレ、鏡やガラス、朽ちた室内空間などを用いて、存在と不在、身体と空間の境界を探求した作品は、没後も高い評価を受け続けています。本書は、彼女が生前に制作したアーティストブックに焦点を当てた一冊で、古い書物やノートのページに写真を貼り込み、手書きの言葉やドローイングを組み合わせた実験的な表現を紹介しています。写真を単独のイメージとしてではなく、ページの連なりや言葉との関係によって構成する試みには、彼女の繊細な感性と独創的な創作姿勢が色濃く反映されています。代表的なモノクロ写真とは異なる側面から、その芸術世界の奥行きを知ることができる貴重な作品集です。