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ドイツの写真家ユルゲン・テラー(1964-)と、アメリカの映画監督・アーティスト、ハーモニー・コリン(1973-)による共著『William Eggleston 414』。ファッション、写真、映画という異なる表現領域で独自の世界観を築いてきた二人が、写真界の巨匠ウィリアム・エグルストンとその息子ウィンストンとともに過ごした、アメリカ南部へのロードトリップを記録した作品です。メンフィスからミシシッピへ続く旅では、ガソリンスタンドやモーテル、教会、郊外の風景といった何気ない光景に加え、食卓を囲むエグルストンやピアノを奏でる姿など、親しい仲間だからこそ撮影できた自然なポートレートが数多く収められています。エグルストン作品を想起させるモチーフへのオマージュも随所に散りばめられ、その美学が次世代へ受け継がれていく様子を静かに映し出しています。写真集であると同時に、一つの旅と友情を記録したビジュアル・メモワールであり、三者の創造的な交流を伝える印象深い一冊です。