サーカスの時間

本橋　成一 / Seiichi Motohashi

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日本の写真家本橋成一の写真集「サーカスの時間」。日本を代表するドキュメンタリー・フォトグラファーであり、フィルム・メーカーである本橋成一。1960年代よりフリーとして活動を続け、炭鉱、大衆芸能、サーカス、屠場、魚河岸市場、チェルノブイリといった華やかな世界とは言い難い閉鎖的な社会に生きる人々の生の姿を追い続け、人間の尊厳と多分な社会的メッセージを包含した意義深い作品を数多く残してきた写真家です。本書は、1980年に刊行された「炭鉱 -ヤマ-」と並び、本橋成一の代表作のひとつである「サーカス」をテーマとした作品集。「人さらい」「酢を飲ませる」といった従来の負のイメージから変わり始め、やる人々も見る人々も、明るく楽しむ新しいサーカスが始まっているという事実を、ユニークで愛情に溢れた図版を通して伝えようと試みた写真家渾身の一冊。

＜Related Artists＞ 本橋　成一 / Seiichi Motohashi、鈴木　清 / Kiyoshi Suzuki、北井　一夫 / Kazuo Kitai

＜Condition＞ ビニールカバー：少ヨレ・少イタミ（少チヂミ）
本体：表紙及び帯薄ヤケ、天・地少ヨゴレ、その他経年並み