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日本のデザイナー・倉俣史朗(1934–1991)の作品集『倉俣史朗・仕事集 / The Works of Shiro Kuramata 1967-1981』。戦後日本のデザインが国際的な評価を高めていく過程において、倉俣はアクリルやガラスといった素材を用い、物質の存在感を軽やかにずらしながら、浮遊するような空間とオブジェを生み出してきました。本書は1967年から1981年までの仕事をまとめたもので、PARCO出版による初期から中期にかけての重要なアーカイブとして位置づけられます。英語表記を中心とした構成は海外への発信も意識したものであり、国際的評価が高まりつつあった時期の仕事を横断的に捉えています。家具やインテリア、商業空間を行き来する実践の中で、透明性や構造の軽やかさといった特徴が、物と空間の関係性そのものを問い直すかたちで立ち上がっていきます。帯付。