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アメリカの写真家ピーター・サザーランド(1976–)『Colorado』。ニューヨークを拠点に、スケートやグラフィティといったストリートカルチャーに根ざした視点から、写真、コラージュ、映像などを横断しながら活動してきたサザーランドは、日常の断片や移動の感覚を積み重ねるような実践を続けてきました。本作は、コロナ禍初期に都市を離れ、故郷コロラドへと戻った時間の中で制作されたシリーズであり、これまでの都市的な視線から一転、自然の中での生活や家族との時間に寄り添うようなイメージが展開されます。ハイキングやキャンプといった行為の中で捉えられた風景や身近な出来事は、単なる記録を超えて、幼少期の記憶や現在の生活が重なり合う場として立ち上がります。個人的な体験に根ざしながらも、時間や場所の感覚を静かに揺さぶる作品集です。