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ドイツの音楽レーベルECM Recordsが刊行した『ECM New Series – A Compendium』。1969年にマンフレート・アイヒャーが創設したECMは、「The Most Beautiful Sound Next To Silence(沈黙の次に美しい音)」を理念に掲げ、音楽と視覚デザインを一体の文化として提示してきたレーベルです。1984年に始まったクラシック/現代音楽部門「ECM New Series」は、アルヴォ・ペルトやスティーヴ・ライヒ、ジョン・アダムズなどの作品を通じて現代音楽の重要な録音を数多く残してきました。本書はその40周年を機に編まれたカタログで、シリーズにおける全録音のディスコグラフィを軸に、ジャケットアートワークやアーカイブ写真、作曲家・演奏家別の資料などを収録した総覧的な一冊です。ECMはこれまでにもジャケットデザインをまとめた『Sleeves of Desire』やレーベルの思想を掘り下げた『Horizons Touched』などの書籍を刊行しており、いずれもコレクターの間で人気の高い希少本として知られています。本書はその出版系譜に連なる一冊として、ECM New Seriesの歩みとレーベルの美学を俯瞰できる資料集となっています。