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韓国の写真家キム・ドゥハ(1980-)『Botton Sonyeo(普通少女)』。2004年にソウルでフォトスタジオ「LOFT:D」を設立し、俳優やアーティストのポートレートも手がけながら、人物の内面に静かに迫る視線を培ってきました。本書は、彼女が見つめた“普通”の少女たちの姿を通して、同時代の若者像を浮かび上がらせる代表作です。過度な演出を排した柔らかな光と距離感は、被写体の個性と揺らぎをそのまま受け止め、韓国社会における女性像や成長の時間を繊細に映し出します。華やかなメディアの肖像とは異なる、等身大のまなざしが積み重なることで、「普通」とは何かという問いが静かに立ち上がる一冊です。